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アメリカ旅行後半


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現在アメリカから日本に帰国する飛行機の機内にいる。時間が有り余っているので年末年始休暇を利用して行ったアメリカ旅行の振り返り(後半)をしようと思う。

12月21日から12月28日までのアクティビティはこちらで写真付きで紹介しているので興味のある方は読んでみてください。

 

12月29日(日):ラスベガス移動前のカリフォルニアでの最終日。この日は思い切って南部の都市、サンディエゴまで車を走らせた。LA(トーランス)から2時間強でサンディエゴ動物園に到着する。サンディエゴ動物園はバルボアパーク内にあり、世界最大の動物園と言われている。東京ドーム8個分の敷地に、約4000頭の動物が飼育されている。キリンやカバや象など日本でも人気の動物から、日本ではなかなか見る機会のない珍しい動物まで様々見る事ができた。15時ごろ入園したため途中で暗くなってしまい、見られなかったエリアがあったのが残念だったが、それほど広大な敷地だという事だ。帰りもまた2時間強。運転に疲れていたのでこの日はホテルの近所のレストランで夕食をとった。

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12月30日(月):この日はトーランスからLas Vegasへ大移動。約300マイル(480km)の大移動だ。何もないフリーウェイを車で走ること5時間以上、午前中にトーランスを出たが、着く頃にはすっかり暗くなっていた。運転のしんどさはさておき、途中高速道路の何もなさに完全に飽きてしまい、なかなかしんどい移動だった。この日は宿の隣のホテルで夕食をとり、出かけることなくそのまま就寝。

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12月31日(火):年越しの瞬間に過ごす場所を模索するべく街へ繰り出した。人生初のラスベガスだったのでラスベガスの基本構造を簡単におさらいしておきたい。まず、ラスベガス通りというメインストリートが一本通っており、その周辺に大小様々なホテルや商業施設がズラーっと並んでいる。それらは基本的にホテルになっており、1階にほぼ必ずカジノがある。ラスベガスといえばカジノのイメージがあるが、「カジノ」という施設があるというよりは、ホテルやその他の施設にカジノコーナーがある。昼食をとったのは「Paris」というホテルで、文字通りパリの街並みをイメージしている。他にも、ベネチアをモデルにした「Venetian」など、ホテルごとに特徴が異なるのが面白い。我々が年越しの場所に選んだのは超有名ホテルの「ベラージオ」だ。ホテル前の噴水が有名で、「ラスベガス」と検索すると必ず一番上に出てくる「ラスベガスといえば」というスポットだ。この噴水の前で極寒の中カウントダウンの瞬間を迎えた。一番印象的だったのは、寒さからかあまり盛り上がっておらず、皆テンションが低かったことだ。カウントダウン後の花火が終わった瞬間(24:15頃)に全員がそそくさと帰り始める姿は正直意外だった。こうして私の2019年は終わった。

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1月1日(水):前半の記事でも書いたように、この旅行の最中に気付いたことは、我々は自然派の観光の方が好きであるということだ。ということは、ラスベガスの中心街を散策したりカジノに行ったりというよりは、ネバダの自然を楽しみたいのである。そこで我々が正月早々に訪れたのが、「Red Rock Canyon」だ。ラスベガスの中心地からは車で30分強、おそらく日本人観光客はほとんど来ていないであろう少しマニアックな観光地だ。なぜここかと言うと、グランドキャニオンに行きたかったがあまりにも遠かったためである。しかし結果的にここに行って正解だった。ここでは私の人生でNo.1の絶景に出会うことができた。文字通り赤い岩でできた渓谷なのだが、それだけではない。1周15マイルほどのコースの中に車を降りて近くまで行けるスポットが何箇所かあり、それぞれ見られる風景が全く異なっているのである。何時間でもその場所にいたいと思えるような風景がそこにはあった。下の写真をクリックして見ていただければわかるのだが、真ん中の岩にクライミングをしている人の姿が見える。彼らと比較すると、この岩山の巨大さがお分かりいただけると思う。

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1月2日(木):自然派の我々はこの日もブレなかった。2020年の2日目を飾る日に訪れたのは「フーバーダム(Hoover dam)」だ。ここはなんと日本最大の黒部ダムの5倍の発電量を誇る世界最大のダムだ。世界最大の動物園、世界最大のダムなど、今回の旅行は世界一に縁がある。ここはダムの大きさもすごいのだが、ダム湖であるミード湖(Mead lake)の美しさが圧巻だった。ダムの帰りにたまたま立ち寄ったガソリンスタンドのすぐそばの公園から、山々とミード湖が織りなす絶景を望むことができた。ランチは定番のParisホテルBuffet。一生分プライムリブを食べた。まともに観光できるのは今日が最後だったが、非常に充実していたと思う。

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1月3日(金):超自然派の我々は、LAに帰還するこの日も手を緩めなかった。ラスベガスからLAに帰還する途中にある「Sloan Canyon National Conservation Area」という超マニアックな観光地に立ち寄った。日本人どころか現地人の観光客すら全くいない環境の中、荒野を往復1時間散歩した。完全ダークホースだったが、正直ここも最高だった。荒野の中に真っ黒な岩が立ち並ぶ光景は、日本では見たことがない光景だった。その後5時間のドライブを経て、ラスベガスからLAに帰還。いよいよこの旅も終わりだ。

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1月4日(土):現在アメリカから日本に帰国する飛行機の機内でこの記事を書いている。2週間の野郎二人旅が終了に向かい、一気に現実に引き戻されている。

 

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