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ザンジバル島


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先日、出張でタンザニアのザンジバル島に行く機会があり、10日間くらい滞在した。

ザンジバル島といえばフレディ・マーキュリー生誕の地として有名で、彼の生家は今はホテルになっている。

 

現地ではほとんど観光をする暇がなかったが、大きく分けて以下の3つのツアーをした。

  • スパイスツアー
  • ストーンタウンツアー
  • プリズンアイランドツアー

 

まずはスパイスツアーについて。

ザンジバル島はスパイスが名産でプランテーションがいくつもある。今回はその中の1つにお邪魔した。

そこでは、シナモン、胡椒、バニラなどが同じ場所で栽培されている。ツアーの最後には、農園に併設のレストランでスパイスを使った料理が振る舞われる。様々なスパイスを丸かじりしたが、1番美味しかったのはカルダモンだった。

お土産用に、加工されたてのスパイスやエッセンシャルオイルなどを買うことができる。

 

次に、ストーンタウンツアーについてだが、「ストーンタウン」というザンジバル島の中心街で、奴隷貿易の歴史をたどったり街の中央市場を訪れたりするツアーだ。

ストーンタウンには奴隷貿易について展示されている博物館がある。アフリカ各地から連れて来られた奴隷たちはザンジバル島を経由して各国に送られていたようだ。その歴史はかなり悲惨で、劣悪な環境で船にすし詰めにされ、現地到着前に亡くなってしまう人も多かったらしい。そこから奴隷制度の撤廃、奴隷の解放までの歴史を見ることができた。

 

最後にプリズンアイランドツアーについて。

ザンジバルには多くの離島があり、その中にプリズンアイランドがある。文字通り刑務所として使われていた島だ。

今はホテルになっていたり、リクガメ園があったりする。リクガメに触ることができるし、野生のクジャクが木の上にうじゃうじゃいる。メインの島から船で10分で行けるお手軽な観光地だ。

私はここで初めてリクガメを触ったし、木に登っている孔雀を見た。

 

我々はプリズンアイランドの波止場で、砂浜の上にケーキやスナックを広げ、その日誕生日だったメンバーのバースデーパーティーをしたのだが、現地スタッフには「そういう楽しみ方は珍しい」と言われた。

 

その他にも、ザンジバル島はインバウンド獲得にも力を入れており、タイムシェアや別荘ビジネスも盛んだ。将来はアフリカの小さい島に移住するのも悪くない。

 

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