Back to Home

筋トレの話


Download PDF

もうかれこれ5年以上になるが、筋トレをしている。

 

日本に住んでいてSEをしていたときはあまり時間もなく、変な時間に食事をとることも多かったのでそれほど効果が出ていなかった。

本格的にハマりだしたのがカメルーンに行ってからだ。

 

カメルーンではコンピュータ関係の仕事をしていたため停電時は仕事にならなかった。夜も暗闇の中で暇だったのでよく筋トレをしていた。

これがカメルーンでのモチベーションキープにつながった。

 

筋トレは全てのソリューションであると言っている社長さんもいるらしいが、私も概ね賛成だ。

 

というのも、私がカメルーンでしていた活動は、正直私がいようがいまいがあまり影響がなく、「何しに来てんだろ」と思うことも多々あった。つまり、自分のやったことが目に見える成果に繋がらず、モチベーションが下がってしまうのである。

成果が出ているかどうかわからず、仮に成果が出なくても誰からも咎められないという環境は意外にしんどい。更に停電でスケジュール通りに進まないことも多く、フラストレーションが溜まる一方だった。

 

そんな中、停電時の暇な時間を利用して筋トレを始めた。

 

筋トレにハマったことがある方はご存知かと思うが、筋トレにおいては「やったけど効果が出ているかわからない」という状況はまずあり得ない。

やってるのに効果が出ないという方は追い込みが足りないだけだ。やれば必ず結果が出る。「あまり効果がないようだ」というのもまた、「追い込みが足りていない」という1つの結果であり、それによって次のアクションを考えることができる。

 

これ(アクションに対して結果が出ること)をフィードバックというらしいが、人間にとってこんなに大事なものだとは思っていなかった。カメルーン生活の葛藤の中でそれに気付くことができた。

「追い込みが足りていない」というフィードバックでも、それが感じられるだけで全然違う。

 

やれば変化が現れるし、足りなければ現れない。しかも見た目でわかる。

 

数字が出るような仕事をしていない時、自分の仕事の成果を測るのは難しく、フィードバックが得られにくいのでモチベーションが下がってしまうこともあると思う。そんな時は筋トレでモチベーションキープしてみるのがオススメだ。

 

結果的に私はそれでモチベーションが回復し、任期を半年延長した。

 

仕事で悩んでいる人にはぜひ試してもらいたい。

Leave a Reply