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やる時はやるカメルーン
私達日本人が「アフリカ」という単語から連想するのはこのような景色ではないでしょうか。
または、
このような景色でしょうか。
間違いではありません。確かにどちらもアフリカ大陸で撮影したものです。
しかし、全てがこの通りではありません。
カメルーンもやる時はやるのです。
今回は、カメルーンのモダンな一面をお伝えします。
※フランスの田舎町
カメルーンに現れた「OKINAWA」
カメルーンの第一経済都市「ドゥアラ」のアクワという地区にひっそりと存在するそのお店。
店名はなんと「OKINAWA」。
沖縄料理屋ではなく、日本料理屋です。
私が書いたエッセイにも登場しますが、ここには日本人従業員はいません。
パリの日本料理屋で修業をしたカンボジア人シェフが腕を振るいます。
特別美味しいわけでもないですが、決して味は悪くはありません。
店に一歩入るとそこには日本の風が吹いています。
ショッピングの中心地・Super U
「OKINAWA」と同じく、カメルーンの第一経済都市、ドゥアラにあるこのスーパー。
名前は「Super U(スーパー ユー)」といい、カメルーンの物産はもちろん、ヨーロッパ各地の雑貨や食料品が揃います。
周囲にはおしゃれなブティックやスポーツショップも並び、ちょっとしたショッピングモールのようになっています。
現地では、「スーパーマーケット」の更に上という意味で、「ハイパーマーケット」と呼ばれています。
ここに来れば、板チョコ、ビール、本から、ポータブルベッドやスマートフォンに至るまでなんでも揃います。
ここにもあります世界のHilton
私がカメルーンに行くと決まった時、母親に「カメルーンに遊びにくれば?」という話をしていると、
「え、カメルーンってホテルとかあるん?」
と聞かれました。
もちろんあります。下の写真は私の自宅近く(地方都市)にある3つ星ホテルです。
更に、カメルーンの首都・ヤウンデには、世界的高級ホテルチェーン「Hilton Hotel」があります。
もちろん5つ星ホテルです。
日本のヒルトンホテルと比べるとサービスや施設面では劣りますが、カメルーンにいながらにして先進国にいるかのような雰囲気を感じるには十分な貫禄があります。
カメルーンでスターウォーズを見るには
2015年末に公開され、世界的にも大ヒットとなった「スターウォーズ エピソード7」。
スターウォーズファンの私は、カメルーンにいる間にこの映画を観ることは諦めていました。
しかし、カメルーンでも上映されていることが分かり、慌てて飛んでいきました。
会場はこちらです。
この施設の名前は
「L’institut français du Cameroun à Yaoundé」
といい、日本にもある「アンスティチュ・フランセ」のカメルーン版です。
上記の写真は映画上映時ではなく、我々がライブコンサートを行った際のものです。
この会場はコンサートホールとしても活用されており、世界的アーティストがカメルーン公演をする際にはこの会場で行われることが多いです。
フランス語を学ぶ語学学校としての側面もあり、カメルーンにおけるフランス文化発信の中心地として活躍しています。
まとめ
カメルーンもやる時はやるのです。
このようなモダンなスポットが今後も増えていくことが予想されます。
所謂「アフリカらしい」風景もよいですが、たまには、上記のようなモダンスポットで「カメルーンの本気」を感じてみるのも面白いですね。