最近日本ではサウナブームが来ているらしい。
サウナ漫画がドラマ化されたり、有名人がサウナ好きを公言しているためということもあるだろうが、それ以上に、サウナのもたらす効果が今の日本に合っているということだろう。
ちょうど最近本田直之さんと松尾大さんの「人生を変えるサウナ術」という本を読んだのだが、冒頭に上記のようなことが書いてあった。
かくいう私もサウナにハマっている一人である。
昨日も仕事帰りに行ったし、月曜にも行った。
非サウナーにその話をすると、ほぼ確実に「なんでお金を払って暑いところに行くのか」と言われる。
答えはシンプルで、「ととのう」からだ。こればかりはサウナに行く人にしかわからない感覚だ。私も昔はサウナの入り方がわかっておらず、正直あまり得意な方ではなかった。
カメルーン国内を旅行中に訪れたリゾート地でたまたまサウナを発見し入ってみた。カメルーンのサウナはかなり暑かった。そしてそのままプールにinし、プールサイドのベンチで休憩した。
そのときに初めてサウナーが言う「ととのう」を理解した。
ととのっている状態は、私の解釈では、
サウナ→水風呂→外気浴
というサイクルの中で、外気浴の最中に急に訪れる「気持ちいい」状態を指す。
以前の私はサウナに入ってすぐシャワー、入浴と進んでいたために、ととのう感覚がないままサウナの良さに気付けていなかったように思う。
前述の本には「ととのう」という現象は、サウナと水風呂で交感神経優位の状態から、外気浴により一気に副交感神経優位の状態に変わるために起こるリラックス状態という趣旨の説明があった。
ととのいに向かうための自分的理想の入り方は、サウナ8分:水風呂2分:外気浴10分。これを3セット。
私は水風呂が好きなので本当はもう少し長めに入りたいところだが、あまり長いと体が冷えすぎるので短めに設定している。
最近は3セットでは物足りず、4セット目に行ってしまうことが多い。
サウナに入るのはただ気持ちいいからだけではなく、メンタル的な効果が大きいというのもある。
交感神経、副交感神経という自律神経の切り替えがうまくなることで、精神が安定し、穏やかな人間になる。
これは前述の本に書いてあったメカニズムだが、私も以前からこの効果は実感していた。感情のコントロールが効き、全然イライラしなくなるし、ハッピーなマインドになる。
胡散臭い書き方になったが、信じられない方は一度一緒にサウナに来てほしい。いつでも一緒にサウナに行く準備はできている。