なかやまきんに君が「おいおれの筋肉、やるのかやらないのかどっちなんだい!」と自らの筋肉に問いかけているのを見たことがあると思う。
これは実は心理学的に見て、モチベーションをアップさせるという点で非常に有効なアプローチだ。
イリノイ大学の研究によると、被験者をA,Bのグループに分けて課題に取り組んでもらう実験の前に、Aには「 I will」と、Bには「Will I?」と言い聞かせてもらった。
そうしたところBグループの方が平均して50%多く課題をクリアすることができた。
このことから、人間は「やりなさい」と言われるよりも「やれますか」と聞かれる方がモチベーションを高く保てるということがわかる。
自分の筋肉にもこの手法が有効であることは、なかやまきんに君の体を見ればわかる。
これは他人に何かを頼むときにも、「〇〇をやってください」と断定的に言うよりも、「〇〇してもらえますか」と疑問系で投げかける方が効果的であることも示している。