DTMで音楽を作成する際の手順(メロディーから作る、コードを決める、ビートから作る、など)は人それぞれだが、今日は私の作り方を紹介したい。
私はドラマーなので、まずはドラムを打ち込む。これにより、イントロは疾走感のあるビート、AメロとBメロは落ち着いた感じなどと各パートのイメージが決まってくる。
その後にベースラインを決める。これによりざっくりコード進行が決まる。
そこにピアノやギターなどでコードを入れ、シンセサイザーやギターなど、メロディーを担当する楽器を入れる。
音に厚みが足りないと思ったらギターやシンセを足したり、パーカッションを入れたりしてバランスを見る。
この作り方の最大の長所は、シンセサイザーを入れる時点でドラムやベースができていることにある。ドラムの打ち込みが1番大変だと私は思っている。ギターやシンセから打ち込むタイプの人は、コード進行やメロディーが決まってからそれに合うドラムを考えなければならない。これは簡単なことではない。
一方短所は、メロディーを考えている際にコード進行がしっくり来なかった場合、バッキングトラック(ベースやコード)のやり直しが発生することだ。メロディーから作るタイプではこの悩み発生しない。メロディーが決まると各コードのマイナー、メジャーが見えるのでそこから逆算してバッキングトラックを作ればいいためだ。
元々何の楽器が得意かによってその辺りは個人差があると思うので、色々試して自分に合ったやり方を見つけると良いと思う。